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人間成長の心理学

昨日は恒例の心理学の日♪

私の心理学も残すところ後1つとなりました。

今回のは、エリクソンの《アイデンティティ理論》。
「自分とは何者か?」ということなんですが・・・

私は、
① 派遣社員として、とある会社で、解析業務をしています。
② コモンビートというNPO団体に属し、100人100日ミュージカルの
 キャストとして、9月に行われるミュージカルに出演します。
③ メンタルヘルス協会というところで、現在心理学を学び中。
 将来は、人と接する仕事(特に、夢を引き出せるような)仕事を
 したいと思っている。

アイデンティティの象徴みたいなものが名刺なんじゃないかって!?
って思う。 だからこそ、会社の名刺が無いことに不満を抱いていたのかも。

居場所があって、役割があって、自尊心が芽生えて、
そこから価値観、信念、人生観なんかが培われていく。

やはり、会社では、自尊心はあまり満たされていないかも。
だからこそ、他へ他へと私の自尊心を満たせることを探して放浪している・・・


さて、エリクソンの「人間の成長の八段階」の1つめに基本的信頼がある。
自分がこの世で価値ある存在かどうか?
これは、結構、乳児期の体験に基づく。

親や色々な人のスキンシップやアテンションによって、
自分は望まれて生まれてきた、
ウォンテッド・チャイルド(Wanted Child)なのか?

それとも、望まれずに生まれてきた、
アンウォンテッド・チャイルド(Unwanted Child)なのか?

を感じ取っていく。


私は・・・

望まれて生まれてきて、愛され育ってきたはずなのに・・・
自分としては、ウォンテッド・チャイルドだ!とは胸を張って言い切れない。


先生が言っていたのは、
この授業を受けると、感想とかに、
「今の自分がこんなのは、親の所為だということに、今日やっと分かりました。」
とか書く人がいるけれども・・・ 親が悪い!って言うためにメンタルに、
心理学を学びに来たわけではないでしょう? ってことだ。


私は、もちろん、「親が悪い!」って言うために心理学を学びに
メンタルに通いだしたわけではない!! 


先生が引き合いに出した言葉で記憶に残ったのは、


人間は勝手に記憶を曲げて固めてしまう。(フロイト)

不安や恐怖の方が、記憶には強く残る。
実は、その3倍くらいは抱きしめられて育っているのに・・・



きっとそうだね。
何かがあって、抱きしめられた記憶が残っていないだけ・・・

この乳児期に多くのスキンシップをとっている子供は、免疫力が高い!
という話も聞いた。

私は、結構強い方だと思うんだよね。 
これからしても、私は愛されていたんだと・・・ そう思う。


ある人に、
「やっと心を開いてもらったと思ったら、閉じてしまう。 どうして?」
と聞かれた。

どうしてだろう?

人を信じるのが怖いから?

人を信じるのが怖い? なぜ?

小学校の時に、イジメにあっていたから?
それよりも、友達!って思っていた人に裏切られたから。

今でも、同世代は苦手。

でも、それとウォンテッド・チャイルドだと思い切れない自分とは違う気がする。
じゃあ、なぜウォンテッド・チャイルドだと思い切れないの?

心理学の講座の時に、同じテーブルだった子に
「あなたは、教会の前で拾ったの。」と言われ続けた子がいた。
それでも、彼女は自分がウォンテッド・チャイルドだ!と言い切れる。
それが私には不思議で仕方なかった。

後で聞いた話、
彼女、3人兄弟の真中だったけど、お父さんの会社が休みの時とかに、
お腹が痛い!とか言って学校をズル休みしたら、お父さんは、パフェを
食べに連れて行ってくれたり、遊園地に連れて行ってくれたりしたらしい。

私は、それを聞いて、と~っても羨ましかった。


私の家族はどちらかといえば、冗談があまり通じない真面目な家族。

お母さんは、当時の母親には珍しく、私や弟を、自分の物としては扱わなかった。
それをとっても誇りに思っていらっしゃるが・・・

真面目な家族なので、やはりどこかに、
「学校に行かないことは、いけないことだ。」というのがあったのではないか?

私は、小学校から帰ってきて、ひとしきりお母さんに学校であった事を
ぜんぶ吐出して、次の日、ケロッとして学校に行く。
その毎日を繰り返していた。

でも、実際は、学校に行きたかったのだろうか?
クラス全員から無視されて・・・


私の弟は、私が小3の時に生まれた。
私の小5、小6、この頃、まだとっても手が掛かった。

そして、小5の冬。 母の母が亡くなった。


その中で、私は、いい子であり続けようとしていた。
苛められている以上に親に心配を掛けたくなかったんだと思う。
そしていい子であること=親に愛されること の方程式が
私の中に出来ていった気がする。

講座の子みたいに、
「今日は学校行かなくっていいよ。 遊園地に行こ!」って
言って欲しかったのかもしれない。

私は今でも求めている。
親から、
「そのままのあなたで良いんだよ。 そのままのあなたを愛している。」
と言ってもらえるのを。

じゃあ、私から行動したら? それが心理学で学んできたこと。
自分が欲しい欲しいって待っているだけじゃ無く、
自分が欲しいと思っていることを、先に相手に与えてみる。
思っている答えが返ってこないかもしれないけど・・・

Iメッセージ。 思いを伝えるのは大切。
分かっちゃいるけど、なかなか実行できない~ (´・-・。)クスン


後は・・・ 
誰だって、順風満帆な人生を送っているわけじゃない!ってことを知ること。
私だけがツライ思いをしてきた訳じゃなくって、
私を同じようにイジメにあってきた人、暴力にあった人、親が居ない人、など
きっと色々な境遇の人がいて、それでも頑張って生きている人がいる。

だからね。 そろそろ、
「私って可哀相でしょう? だから優しくしてね。 だから私の言うこと聞いてね。」
っていう立場から卒業しなきゃね。

by ekokko | 2008-06-03 23:47 | 心理学
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きまま日記。 


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